相場の格言集


 
◇人の行く裏に道あり花の山
株の格言では超有名なヤツ。 人と同じことをしていては相場に勝てないということ。 ◇山高ければ谷深し
上がりすぎた株は、下げも凄いということ。 今(99.06.25)のアメリカ株がこれにあたります。 ◇もうはまだなり。まだはもうなり。
もうこんなに上げた(下げた)のだから、 これ以上と思う株に限ってまだまだ上がり、 まだ上げる(下げる)だろうと思う株は、 そこが天井(底)である場合が多いという格言。 ◇三段高下に向かえ
株価の上昇時、下降時に一直線に動くものではなく、 その途中の段階で二つの小休止を挟みながら上昇(下降) する傾向があることを言ったものです。 ◇頭と尻尾はくれてやれ
欲張るとろくなことはない、という戒めの言葉です。 ◇買いたい弱気、売りたい強気
株価が上昇して、一旦下げを見せると、 買い場を逃した買いたい筋から「もう上げすぎてしまった」 と弱気をはく場合が多く見られます。しかし、 得てして1,2日もすると再び上昇し始めるものです。逆もまた真なり。 ◇大相場は、悲観と絶望のなかで底を打ち、 懐疑と共に育ち、楽観のなかで天井を打ち、幸福感とともに消えていく ◇押し目待ちに、押し目なし ◇利食い千人力 ◇当たりやにつくな、曲がりやに向かえ ◇麦わら帽子は、冬に買え ◇休むも相場 ◇踏んだらしまい、投げたらしまい ◇牛を馬に乗り換える ◇見切り千両 ◇流行物は、廃り物 ◇閑散に売りなし ◇相場の金と凧の糸は、出しきるな ◇一つの篭に卵を盛るな ◇保合い放れにつけ ◇頭と尻尾は、猫にくれてやれ ◇天井三日、底百日 ◇半値戻しは、全値戻し ◇しまったと考えたら手仕舞え ◇若い相場は、目をつぶって買え ◇余りものに値なし ◇天底では、少数意見につけ ◇相場は人気七分材料三分 ◇初押しは買い ◇第一次規制は買い ◇下手な難平けがのもと ◇早耳の早倒れ ◇利食い腰は強く、引かれ腰は弱く ◇売りは迅速、買いは悠然 ◇何れを行くも散らぬ間に行け ◇相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中に育つ ◇株価は悪魔の鏡 ◇二日新甫は、荒れる ◇幽霊と相場師は淋しいほうに出る ◇高値圏で好材料発表は売り ◇安値圏で悪材料発表は買い ◇事故に売りなし ◇不時の出来事があったら買え ◇突発事故は売るな ◇保ち合い放れは大相場 ◇買いにくい株ほどよく上がる ◇ちょっと待て、飛びつき買いと狼狽売り ◇買いたくない株は売れ ◇大相場では買いに歩があり(悋気気売りは禁物) ◇ショック安こそ最大の買い場 ◇利乗せは最後にやられる ◇肉は腐りかけが一番うまい ◇景気と相場のズレを見落とすな ◇万人が万人ながら強気なら、 たわけになって株を売るべし ◇万人が呆れ果てたる値が出れば、 それが高下の界なり ◇野も山もみな一面の弱気なら、 あほうになって買いの種まけ ◇上がる理も時節が来ねば上がらぬぞ、 ◇せき買いをして悔やむまじきぞ ◇下がる理も時至らねば下がるまじ、 ◇売りぜきするは大たわけなり ◇買いは遅かれ、売りは早かれ ◇天井売らず底値買わず ◇株価を動かす市場心理を深読みせよ ◇ふところ勘定で相場を張るな