この頃、こう云った番組に出演しているのはほとんがセミプロもしくは
売れていないジャズ・ミュージシャンで、現在のように芸能人の地位？
っつーか認知度が高くなかった時代ゆえ彼らはバンドマンなどと呼ばれ
格好だけはきちんとしているけど、チンピラ一歩手前みたいなのが多く
世間の見る目は冷たかった。
「エレキをやってると不良になる！」「隣の＊＊チャンがエレキなんか
やり始めて、不良になっちゃった！」なんぞと言われたもんです。
私も後にエレキギターが欲しいと言ったら親に親不孝者！と言われました。
エレキバンドで一番偉いのはバンマスで、親分と言うかリーダーです。
一番地位が低いのがドラムまたはベースで、大抵はジャンケンで負けた
人が嫌々やらされたもんです。
後になると、それぞれの楽器の専門性が重視されるようになったので
ベーシストとかドラマーも対等になりました。が、それはもちろん
それぞれの技量によるところが大でしたが。