レトロ写真館  
  70年代の野音  
     
  GSブームが一瞬の花火の様に終わると、今度はカレッジ・フォークやらアングラ
  フォークなどと言う、アマチュア・フォークブームが起きてきた。  
  新宿地下通路でのゲリラ的な集会や、大学でのフォーク・コンサートブームなど
  GSがやけにケバケバしかった分、妙に知的でお坊ちゃま的な香りがプンプンと
  していた。  
  では、GSの残党はどうしたかと言うと、フォーク・ブームにすぐ迎合した連中も
  多いが、丁度その時イギリスやアメリカで流行はじめた、ニューロックとかアート
  ロックと言われる音楽に進化していった者も居た。  
  そして、GSの残党である成毛滋、竹田和夫らが人気を博し日比谷の野音での
  100円コンサートがスタートした。  
  何故に100円かと言うと、100円以上の入場料を徴収すると税金が掛かると
  言うだけの理由だったが、大きな赤字にもめげず何回も公演が行われた。  
  そこからは、現在も活躍するアーティストも多数輩出されて行った。  
     
  つのだひろ&スペースバンド サンハウス   近田はるお  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  V・S・O・P   四人囃子    
 
 
  他にも、スモーキーメディスン、 ジョー中山 、サディスティック・ミカ・バンド、竹田和夫等が出演していた