Retro Politan World
幼虫飼育日記2005年度分


2005/8/9


去年から飼育していたカブト虫の幼虫は殆ど息子の小学校に貰われていって、

残ったのは5~6匹になった。

ところが、7月半ばから8月にかけて10匹近くも飛来してきたので今15~

6匹のカブトがケージに居る。

オマケに腐葉土を穿ってみたら、すでに初齢の幼虫が発生していた。

また、これからカブト虫の世話が始まってしまうようだ。
  

2005/9/4


その後、8月後半に少し長めの旅行に行ってきた。

その間に開けっ放しのケージの扉から何匹かは逃亡し、何匹かは寿命を終えたようだ。

現在、残っているのはオス。メス2匹だけになったが、ちょっと調べたら幼虫が40匹前後、

卵が無数にあった。

今年は去年のように、70匹も飼うつもりは無いので、早めに里子に出すか、放虫して数を

減らそう。



2005/9/14


とうとう今年生まれたカブト虫は最後のメスも天寿を全うした。

思えば、7月初めに生まれて約60日の生涯であった。でも、卵は沢山産まれて、皆幼虫に

なり始めている。

まだ、ちゃんと数えた訳ではないが、下手をすると数百匹産まれたかもしれない。

さて、いつ頃決めておいた放虫場所へ持って行こうか?

家で飼うのは10匹も居れば良いと思う。



2005/9/22


今日は初めての本格的発生数チェック。

卵は最初、無数に有ったが、かなりの数がミミズに食われたりしたらしく減っていた。

大体80匹が孵化したようだ。1個の衣装ケースでは多すぎるので、2個の衣装ケースに

半分ずつ分けて入れた。

取りあえず今年の予定飼育数は20匹前後なので、4分の3は野に放つ予定。

誰か里子に引き受けてくれる人がいたらお願いしたいと思っている。



2005/10/20


前回のチェックから一月が過ぎた、幼虫達はどうしているだろうか?

ちょっと見た限りだが、大きさに随分差が出始めている。

そして、妙な事に気がついた。何か見た目が違うのだ。

同じ飼育ケースで生まれたカブト虫だが、妙に毛深くて気門のオレンジが目立つ幼虫と

余り毛深くなくて、オレンジ色の目立たない幼虫のグループに別れるのだ。

この差異は何だろう? 

毛深い方は、クワガタの使い古しマットに多く、毛の薄い方は生まれた時の飼育ケースに

多く分布している。

大きさはほぼ同じで、親になったカブトも同じ系統だと思われるのだが...



       



この違いが何から起きているのか? 環境か? 遺伝か? 餌か?

この疑問は、幼虫が成虫にならないと判らないかもしれない。