Retro Politan World
幼虫飼育日記


 
2004/8/18 
 カブト虫の飼育ケースを掃除していたらカブト虫の卵と幼虫を発見!



 これはチャンスと思い新たに幼虫飼育用のケースを準備して、卵と幼虫を移す。



 卵と幼虫で39匹居た。楽しみ。
 
2004/8/20 
 近所で腐葉土を探したが良いのを売っていない



 ペットショップにてクヌギ若葉何とか.5㍑x2買う、1260円

2004/8/21 
 稲田堤のJAで腐葉土を買う。18㍑で630円、安い!
 
2004/8/25 
 今日もクヌギのマットを買う、4.5㍑で300円
 
2004/8/26 
 今日はもう一つの飼育ケースを掃除した。そうしたら何と卵と幼虫が



 31匹見付かって大騒ぎ。全部で70匹とは!どうする?!
 
2004/8/30 
 プリンのカップに入れたモニター用のがPM3:15に孵化した。



 と言う事は、他の卵もほぼ孵化したと見ても良いだろう。



 カップの中でモゾモゾしている。この環境下でどれ位飼育できるか?
 
2004/8/31 
 最初に作った幼虫飼育ケースをチェックしてみた



 39匹居た筈の幼虫が17匹になっていた。



 共食いでもしてしまったのか?それともただ死んだのか?上思議だ。



 結局、今の所大きい幼虫飼育ケースに30匹と17匹で合計47匹?



 一体何匹が成虫になれるのだろう?
 
2004/9/2 
 新しい飼育ケースを買って来た。



 ついでに大きい飼育ケースに入れた卵の孵化状況を調べたら



 31個あったはずの卵は9匹しか孵化していなかった。



 おかしいなぁ~、ちゃんと孵るはずなのに。
 
2004/9/6 
 またカブトムシのオスとメスが死んでしまった。



 カブトムシの寿命は5~60日だから仕方がない。



 ふと、幼虫ケースを覗いてみたら、土の上に卵が1こ転がっていた。



 それが丁度目の前で孵化するところで家族全員で孵化の瞬間を観察。



 倅は感動ひとしお! ちゃんと育ってくれよ!
 
2004/9/9 





 夕方、飼育ケースを除いてみたら幼虫が地面に出てしまっていた。



 びっくりしてよく調べたら小さい幼虫がマットの表面近くに来ていた。



 飼育ケースが小さいので大分大きくなった幼虫が底近くを占拠



 してしまい、小さい幼虫が押し上げられてしまったらしい。



 もうずいぶん大きくなっている。それにしてもすごい糞の量だ。
 
2004/9/16 
 とうとう最後のメスも死んでしまった(シクシク)



 誰も居なくなったケースを掃除してみたら、もう居ないと思った幼虫が



 ボロボロ出てきてビックリ!!



 また大き目のケースを買ってきて飼育ケースに仕上げた。



 今、家に何匹の幼虫が居るのかわからなくなった。50匹? 60匹?
2004/9/22 

 飼育ケースの一つを覗いてみたら、表面にかなり沢山のフンがあった。



 このケースは一番初めに生まれた子供たちのケースなので少しは大きく



 なっているかもしれないので掃除と餌の追加を行った。



 思った通りフンがすごい事になっていて腐葉土の3分の1はフンだった。



 17匹入れたはずが19匹に増えている?前回は卵だった子が孵化したのか?。







 
2004/9/23 
 今日は2番目の飼育ケースも掃除してみた。



 やはりかなりフンが溜まっていた。ついでにカブトムシ幼虫の生息数調査も



 あわせて行ってみた。







 ケース1 19匹



 ケース2 25匹



 ケース3 24匹



 合  計 68匹







 これらが来年の夏に全部羽化したら大変な事になるので、今のうちに放虫する



 場所を調査、検討しておく必要が出てきた。



 これが我が家の飼育環境である









2004/9/30 
 もう、最近はやることがないので退屈である。



 時々土に霧吹きで湿り気を与える事しかない。



 次の腐葉土交換は10月末に行う予定、どれ位大きく育ってくれているか楽しみ。



 つい、じれったくなって土中の幼虫を見ない為にブロッコリーの種を蒔いて見たら発芽した。



 湿り気のモニターにもなる。



 これが枯れるようなら湿度が足りないし、水のやり過ぎも防げる?かも。











2004/10/7 

 取り合えず今日が今年最後のマット交換。新たにJAで腐葉土を20ℓ買ってきた。



 ケースの中の腐葉土をふるいで振るともう沢山の糞が溢れている。



 さすがに3齢幼虫になると食欲も凄いが糞も凄い。大量の糞が出てきた。



 ケース1の幼虫を調べていたら、他の大きな3齢幼虫に混ざってやけに小さいのが居る。



 これはどうもコクワガタの幼虫みたいだ。



 最初はカブトとクワガタを一緒にしていたから混じったらしい。



 毎回、ケースを調べるたびに幼虫の数が違うのは何故だろう? ケース1は前回19匹



 だったのが21匹になっているし、25匹居たはずのケース2も21匹になっていた。



 その代わり、24匹だったはずのケース3は30匹も居た。



 ケースの大きさを同じに揃えたので、ケース3から3匹ずつ1と2に分配して数を揃えた。







 ケース1 24匹 マットは牛糞+腐葉土 大きさにバラつきが出ている



 ケース2 24匹 マットはクヌギ朽木粉+腐葉土 巨大3齢幼虫ばかり 



 ケース3 24匹 マットはほとんど腐葉土 最後に孵化したので全部2齢幼虫



 合  計 72匹



  



 家の近所を散歩していたら、梨畑の脇に堆肥が積んであるのを発見した。



 誰も居ないのを幸いに、木の棒で中をほじってみたら小さなワラジ虫やらゲジゲジやらぐじゃぐじゃ



 出てきてかなり焦る。だが、これ位土中生物が居ないと良い堆肥は出来ない。



 今度、少し持って帰って幼虫を入れてみたい。




2004/10/21 

 昨日台風が来たので、何事も起きていないかチェックの為に飼育ケースを覗いてみる。



 どうやら異常はないようだが、マットの表面を幼虫が歩き回った跡が一杯ついている。



 それと糞も大量に散らばっていて、もうマットを食い尽くしてきた気配がする。



 とにかく凄い食欲である。



 仕方なくJAへ行き、腐葉土20ℓを買ってきた。考えてみると、もうこれで4袋めで、



 クヌギマットも足せば100ℓは食っているのだ。



 しかし、カブト虫は1匹で3ℓは必要だからまだ後100ℓは必要らしい。うわ~っ大変!



 この前のマット交換で糞を40ℓ捨てた、本当はこの糞が素晴らしい堆肥になるのだが、



 我が家には庭がないので何の役にも立たない。折角、落ち葉をリサイクルして良い肥料が



 出来るのに勿体無い話だ。
2004/10/22

 昨日覗いて糞だらけだった飼育ケースのマット交換を行った。



 たったの2週間でマットを食い尽くしていて、このままでは幼虫の成育に障害が出るような



 気がするので早めに腐葉土を追加した。



 2ヶ月ほど飼育してみて判った事は、カブト虫の幼虫は腐葉土よりクヌギマットの方が



 成長が早い。但し、クヌギマットには外国産カブトの育成を助けるため牛糞が含まれている。



 朽木を入れておくとアッと言う間に食い尽くしてしまう。



 ついでに、今年最後の幼虫数の確認をおこなったら、また数が違っていた。







 ケース1 23匹 マットは牛糞+腐葉土 全て巨大な3齢幼虫になった



 ケース2 23匹 マットはクヌギ朽木粉+腐葉土 大きさに差がある3齢幼虫 



 ケース3 30匹 マットはほとんど腐葉土 最後に孵化したので全部2齢幼虫



 合  計 76匹



 



 これで今年のマット交換は終わり?



 ケース1、2はもう1度位は腐葉土を追加しなきゃいけないかも知れない。



 そろそろクヌギマットを全て食い尽くしたようなので、また買ってこなければ。



 夏の間は、スーパーでさえ売っていたのに、この季節になるとペット・ショップでも



 なかなか売っていない。



 やはり、夏の間に買い溜めしておかないといけないな。







2004/11/7

 今日はバカに気温が高い、久々の良い天気の日曜日だ。



 ケースの中を覗いてみると、きれいに均したはずのマットの表面に幼虫が這いずり回った跡の



 溝が無数に出来ていた。その上糞だらけだ。



 やはりマットの掃除と腐葉土の追加はしなけりゃいかんと思いJAへ腐葉土を買いに行く。



 これで5袋目だ。合計120ℓ...凄い!



 幼虫たちは殆ど3齢になっているが、ケース3の幼虫は生まれたのが遅いのでやけに小さな



 3齢になってしまった。多分、超ミニサイズのカブト虫になるのは決定のようだ。



 これで本当に今年最後のマット追加になるのかな?ちょっと上安。







 別ケースのコクワガタはまだ元気で、暖かい昼間に日向ぼっこをしていたり、夜になると



 餌を少し食べたりしている。



 このまま越冬してくれると嬉しいのだが。



 もしかするとこれが今年最後の飼育日誌になるかも知れないなぁ。







2004/11/21

 2週間ぶりに飼育ケースのチェックをしたらケース3のマットが糞だらけ!



 これはイカンと早速腐葉土を買いに稲田堤のJAへ行ったら、今日は地域の



 「菅ふるさと祭り」の真っ最中。



 JAはお休みで腐葉土が買えなかった。仕方がないので家の近所の園芸店で小さい袋の



 腐葉土を買ったが、農薬とか入っていないか心配。



 その上JAの値段よりかなり高い。ちょっとイヤだなぁ



 このケースの幼虫達は一番後に生まれたので成長が遅れていて、中には二齢位の大きさ



 しかない三齢幼虫が居る。無事に冬を越せるか心配だ。



 他のケースの幼虫達は皆元気で安心だが、末っ子はなかなか気をもませてくれる。







2004/12/29

 もう、完全に冬篭りに突入。殆ど動かないし、餌も食べない。



 元気に冬を越して欲しいと願うばかりだ。



 今年の観察日記はこれが最後、来年は春が来る頃まで冬眠。







 

        2005







2005/1/ 5 
 新年だと言ってもカブト虫達には関係がない。すっかり冬眠中である。



 時々は土の中を移動している気配。







2005/2/25 
 まだカブト虫の幼虫達は冬眠中のようであるが、気を付けて見ていると毎日



 違う場所に居るのが判る。



 腐葉土はかなり糞だらけのようだが、3月になるまで交換するのは止めておく。
2005/3/ 8 
 だいぶ暖かくなって来たので今年最初の土交換。



 いつもはJAの腐葉土を使うのだが、売り切れだったので近くのディスカウント・



 ショップで買ったのを使う。ちょいと心配。



 一番最後に生まれた子達の腐葉土を交換する。まだ小さい



 はたしてこれで成虫になれるのか上安。



 夕方、ペットショップでカブト用マットを買っておく。高いなぁ。
2005/4/27 
 今日が最後の腐葉土交換だった。



 物凄い食欲で腐葉土の70%位が糞になっていて、幼虫も既に終齢に近づいている。



 この分だと蛹になるのは5月末~6月始め頃だろうか? でも余り大きな成虫には



 ならない気がする。



 昔見たカブト虫の幼虫は、現在の幼虫の大きさの1.5倊はあった気がする。



 やはり野生で育たないと大きくなれないのだろうか?



 そう言えば、近所のJAが店じまいしてしまった。残念!



 仕方が無いので別の店で腐葉土を36㍑とクヌギマットを買った。



 3000円近くした。



 これが最後の世話だと思うとちょっと寂しい気もするが、早く成長した姿も見たいぞ。



 それと、うちのカブト虫の幼虫のうち10匹程度が里子に出される事になった。



 行き先は学校だ。



 生徒さんの理科の教材として飼育してくれるらしい。
2005/5/2 
 倅と近所を散歩中にカブト虫の集まりそうなクヌギの木を発見!



 根元を掘ったらカブト虫の幼虫が多数出てきた。



 こんなに家の近くでカブト虫が居るなんて以外だ。



 倅が欲しがったので3~4匹捕獲して家の飼育ケースに入れる。



 こんなに沢山に増やしてどうしよう。



 学校へは少し多めに持って行ってもらうことにしよう。

2005/5/8 
 この夏に生まれて来るカブト虫を出来るだけ自然に近い状態で



 飼育出来る様にと巨大飼育器を作る事にした。



 材料は多摩ニュータウンに出来た大きなホームセンターで買って来た。



 大きさは高さ90Cmx50Cmx40Cmで、全体を金網で囲って風通しを良くする。



 次の日、朝から作り始めて午後までには完成した。



 しかし、思ったより大きくて置く場所が...



 構想では、カゴの底にケースを置く。ケースにはクヌギの棒を立て、



 枯葉を敷き詰める。



 勿論、ケースには腐葉土と朽木を入れて産卵できる環境にしておく。



 去年は夏の間、異常な高温が続いたので気温の高さで弱るカブトが多かった。



 これで今年はケース内が蒸れて異常な高温になる事はないはずだ。



 今日カブト虫の幼虫が6匹ばかり里子に出された。学校で生徒さんに飼育して貰うのだ。



 元気に育ってくれると良いが、ちょっと心配である。

2005/5/24 
 今日、倅の小学校へ45匹の幼虫が里子に行った。



 家に残ったのは、家で生まれた幼虫が数匹と近所で採った幼虫が数匹の10匹前後になった。



 飼育ケースが2つ、すっかり空っぽになって何かちょっと物悲しい。



 その代り、一つの飼育ケースがコクワガタ?の幼虫用になった。今度はクワガタか?



 残った幼虫のケースは、もう羽化専用環境になっていて、ケースの底には土が入れてある。



 中には枯れ木が2本立っていて、羽化した成虫が登ったりできる。



 周りは全部金網なので10匹でも苦しくない環境だと思う。



 もし、オスとメスが生まれれば次世代がまた誕生と言う事になる筈で、累代飼育になる。



 家で生まれたカブトはF2、幼虫で採ってきた物はF1かな。



 これで当分、幼虫に触ることはないと思う。



 羽化が楽しみだ。





2005/7/5 
 倅の学校へ里子に出したカブトは1週間位前に羽化したと言う。



 我が家のカブト虫はちっとも音沙汰がないがどうしたのだろう?



 ちょっと心配になったので、腐葉土を掘って生存確認をしてみた。



 そうしたら、やはり土の下で羽化していた。良かった良かった。



 これが我が家で初めて飼育成功したカブト虫第1号だ。



 余り大きくはないが、極小でもない。他の兄弟達がどんな様子か気になるが取り合えず飼育成功。



 去年の8月から書き続けてきたこの飼育日誌も取りあえずは終了と言うことかな?



 



 このカブト虫の子供が生まれたら、第2部開始と言うことになるだろうか?



 累代の2代目はいつごろ生まれるのか、今から楽しみである。