ここのところ毎日のように河川敷を巡回している。
で、去年もやったが、今年も「バナナ&パイナップル・トラップ」でクワガタの発生調査を行っている。

去年は6月に入ってからやったので単純に比較できないが、やはり今年はクワガタの発生がかなり少ない。
去年の今頃は、コクワだけでも相当な数が発生していたが、今年はたったの2匹しか確認できない。
ヒラタに限って言えば「0」である。
カナブン?だかハナムグリだかの数も例年より少ない気がする。
で、今年はやたらと雑草の生長が早い。
どうなっているのだろう?

異変はそれだけではない。
いつもの年には全く河川敷にやって来ない「スズメバチ」がやたらと来ている。
多分、土手のクルミの樹液が今年は全く出ていないせいだろう。
他の昆虫も少ない気がするなぁ〜。

これは一体何だろう? 周期的な変化の範囲内なのだろうか?
それとも、今年が特別の年なんだろうか?
どうもよく判らないが、とにかく変だ。

これは継続的な観察が必要だな。

それと話は違うが、去年近所で拾ってきてベランダで育てていた「クヌギ」が大量に発芽して成長中だ。
本当はこのまま1年程度苗として育ててから植え替えするのだが、余りにも大量に発芽してしまったのでプランターが溢れてしまった。
仕方が無いので河川敷の中洲に「植林」して来た。

クヌギの植林はもう3年間もやっている。やってはいるがなかなかクヌギが根付いてくれない。
最初の年は「ドングリ」をそのままあちこちにばら撒いただけだったので全く発芽しなかった。次の年は芽の出ているドングリを真夏の暑い時期に河川敷に植えたが、雨が降る前に枯れてしまった。
そう言った度重なる失敗を考慮して、今年は発芽したドングリがある程度成長するのを待って雨が降る直前に植えに行った。
朝のうちに植えてきたら午後からいい塩梅に雨になった。で、これから梅雨であるから乾いて枯れる事はないだろう。
また、水没してしまうような場所も選ばなかったから大丈夫そうだ。

だが、クヌギにクワガタがたかるようになるのは何年後だろうか?それまでワシは生きているのだろうか?
ちょっと気の長すぎる計画であった。