この頃は河川敷の中洲に行くのも1週間に1度になった。 もう、すっかり夏が去った河川敷は「祭りの後の寂しさ」が漂っている。 あれほど一杯居たハナムグリやカナブンもすっかり姿を消した。 それでも、ノコが2匹頑張っていた。でも、もう夏の頃の元気はなくてかろうじて生きていると言う感じだ。 もうじきコクワに居場所を奪われて消えるのだろな。 それに比べてコクワはまだ全然元気で、まだまだこれからと言う感じだな。 真昼間だというのに幹や枝にとまって、餌場を探している。 春の終わりから初夏までは、木の洞に居る事が多いのに、真夏から秋は直接幹や枝に居る事が多いのは何故だろう? まだ、中洲も河川敷も夏草に覆われているが、草が枯れたら今年も「発生木」を探してみよう。 この中州には、余り朽木が多くない。てか、数本しかないのだ。 もし、あまりに少ないようだったらどこか椎茸作りをやっている農家から「廃ホダ木」を分けてもらって中州に置いてやろうか? 本当は、大木の立ち枯れでもあるのが一番いいが、中州自体に大木がないからいたし方が無い。 考えようによっては、よくこんなに少ない朽木で大量のクワガタが育つものだ。 去年工事にかかる場所にあった立ち枯れは、たいして太くも無いのに「数十匹のクワガタ幼虫」が入っていたが、中州の朽木も同じような状態なのだろう。 ただ、去年切り倒されたヤナギの木が数年後には朽ちて来るからやがては発生木になるだろう。 もうすでに何種類かのキノコが生え始めているし。 ただ、中州全体に被害を及ぼすような水害が無い事を祈るばかりだ。