最近、毎日沢山のノコやカブトを見ている河川敷だが、いつもの年はどうだったのだろう? まだ、この河川敷や中洲に行くようになって2年目だから、以前の事は判らない。 去年も5月頃から、しょっちゅう河川敷へ行って居たがノコは1ペアしか見ていない。 と言うか、去年の夏は土手の下のクルミの林と1本のクヌギの木にしか行っていなかった。 何故かと言うと、去年の日記を見ていただければ判るが、6月終わりから7月始めにかけて大雨が続いて、中洲のポイントは本当に川の中洲になってしまって渡れなかったのだ。 川と言っても、普段河原になっている所に水が貯まって池のようになっていただけだが。 その為に7月の一番良いシーズンに中州に入れなかったと言う訳だ。 きっと、去年は凄い事になっていたのだろうなぁ。 だって、誰も行かなかったのだから。 第一、水が引いて「さぁ、行くぞ!」と思っても、夏草が凄くなってしまってとてもじゃないが茂みに入れないのだ。 今年は、毎日そこそこの人数が中洲に入っているようだ。 それでもどのポイントでも必ず数匹のノコやヒラタに会える。 色々なWeb上のクワガタ採集記を見ても、ノコやヒラタに会えない人は沢山居る。 そして、日本中、環境が悪くなる一方である。 そんな中、こうして幾らかのクワガタに毎日会える環境に居る自分は幸せな方だろう。 できれば、この環境が何時までも続いてくれるといいんだがなぁ。 もしも又、水害などで河川敷が全滅したらワシは絶対にやろうと思っている事がある。 それは「河川敷のクワガタ・パラダイス化事業」である。 現在、河川敷から採集してきたクワガタを飼育しているが、それを元の場所に戻すのだ。 そして、失われた樹木をクヌギやコナラに置き換えて植林して元の環境に戻すのだ。 まぁ、また大水が出たらお終いだけどね。(ちょっと虚しい)