ここのところ毎日河川敷を徘徊している。 まぁ、定点観測みたいなものだな。 で、河川敷のポイントはどうなっているかと言うと。 こんな感じで、たいした木もなく河原の中の小高い中州である。 大きな木は殆どない。 この中州全体で、15〜6本のヤナギかニセアカシアの木があるだけだ。 最初のポイント ここはヤナギの中木が夏草に埋まるような感じで生えている。 今のところ殆ど樹液は出ていないが、去年は木の根元にノコやコクワの死骸が落ちていたので、夏の間はこの木にもクワガタが集まるようだ。 第2ポイント ここも最初のポイント同じく中位のヤナギが立っている。 このポイントのヤナギは樹勢がいいせいかすでに樹液を出している。 今日はカナブンが1匹いるだけだったが、この木の根元近くには割りと大きな朽ち木が埋まっていてクワガタの発生場所になっている。 第3ポイント 第2ポイントの近くのここは、それほど良いポイントではない。 だが、このヤナギも樹液が出そうな感じで樹洞もいくつかあるので良さ気である。 第4ポイント ここの木はかなり大きくて、大きな樹洞もある。 本当は2本の木だったが、去年1本が切り倒されてしまった。 去年は、ここだけでヒラタを数ペア採集することが出来た。 今年はやたらとコクワが多い。 今シーズンはどうだろう? 河川敷や中洲のポイントは人が近づかない分良いポイントであるが、最大の欠点は「川が増水すると行かれない」と言う弱点がある。 その為、今までクワガタが温存されてきたのだが。 できれば、ここをいつまでも今のままの環境で保存したいが、難しいな。 何しろ、台風が来て増水したらいくら小高いと言え、中洲だからあっと言う間に流失してしまうかもしれない。 現に、現在の地形は30年前の台風によって形作られたものだ。 いつ、この時のような台風が来ないとも限らない。 まぁ、その時はここで採集したクワガタの子孫を戻すだけだが。