今日は久し振りに多摩川の中州を歩いてきた。 他のポイントはよく行くが、ここら辺は滅多に来ない。 何故かと言えば、夏の間は藪が凄くて近づけないからだ。 夏の間に、何度か台風が来て川が増水したようで、中州の木のかなり高い部分に漂流物が絡み付いている。 それでも中州の高台部分は水が来なかったらしくて、それほど荒れた様子は見えない。 そんな中、1本のかなり大きなヤナギの木を見ていたら、根元にノコやコクワの骸が転がっていた。 夏の間は、けっこうクワガタが集まっていたのかも知れない。惜しいことをしたと後悔。 背丈ほどもあるススキや雑草の間を、よく見ると細いけどしっかりした道が出来ている。なんだろう? どうやら、この中州に住み着いているホームレス達が作った道らしい。 よーく目を凝らして見れば、あちこちにブルーシートの小屋?らしきものが点在している。 恐るべしホームレス!こんな危険な所に住み着くとは! 大水が出たらイチコロだな。 何処にでも住み着くところはコクワ並だな、しぶといぞ! もう既にクヌギの樹液は終わってしまったが、クルミの樹液は今頃になってチビチビ出始めている。そこには良く見るとコクワが樹液を食っている。 もう、直に冬篭りになるから栄養を付けているのだろうか? 樹洞には大顎の太いコクワが入っていて、一瞬「まさかオオクワ?」と慌てさせられた。この樹洞には夏前に疑惑のオオクワのメスが入っていた穴だ。 よく見たらコクワで一安心。