昼休みに昨日倅と近所で拾ってきたクヌギのドングリを中州に蒔きに行った。 取りあえず110個ほど蒔いてきた。発芽率が1%だったら1本か... せめて15〜6本は生えて欲しいけどなぁ。 中州の木を切られた空き地に、棒切れで地面に穴を開けながらクヌギのドングリを1個ずつ埋めた。 100個もあると結構な作業になる。 かなり疲れた。 中州から戻る途中、この間まで川になっていた河原をとぼとぼ歩いていたら、石ころだらけの地面に20センチばかりの朽木の欠片が落ちていた。 この前の台風の増水で何処かから流れてきたのだろう。 その朽木の欠片は、日差しに照らされてカラカラに乾ききっていたが、割れた断面に食痕のようなものが見えた。 何気なしに拾い上げてみたら乾いて軽い欠片だったが、つい癖で中を割ってみた。 するとどうだ、こんなカラカラな欠片の中にクワガタの幼虫が居るではないか。 ワシはハッキリ言って驚いた。こんな湿気の全然無い中でよく生きていた物だ。 このままでは死んでしまうので、家に連れて帰ってビンに詰めたマットに入れてあげた。 多分、コクワの幼虫だと思うが、それにしても強靭な生命力だ。 これだからコクワは減らないのだろう。 しかし、この前までは川の水中、ここのところはカラカラの乾燥と直射日光、要するにコクワはほったらかしでも生き延びるという事だ。 下の画像は、先日家で羽化したコクワの新成虫。まだ全身が赤みを帯びている。