いつも行くヒラタポイントは樹液も何も無いタダの木だ。 どうして行く度にヒラタが居るのか、訳が判らない。 そこで、バナナ・トラップを仕掛けて、どの位の数が居るのか調査してみる事にした。 バナナは皮を剥いて、焼酎とメイプルシロップをからめたもの。 3本を用意して、土曜の朝、仕掛けておいた。 土曜の夕方にチェックしたら、何者かがトラップを隠すためにのせた木の枝を払いのけ荒らしていたが、ヒラタ30ミリ1匹を確認した。 今朝、再びチェックしたら35ミリのヒラタがもう1匹来ていた。 2匹とも蟻んコに全身集られながらバナナにかぶりついていた。 この木では、もう既に10匹以上のヒラタを採集している。 サイズは18ミリ〜51ミリで、極小の固体が多い。 どうやらここも、他の採集者に見付りそうだ。 最近、多摩川河川敷のポイントを他の採集者に荒される事が多くなってきた。 ある時は、クヌギのポイントの根元を掘り返して、埋め戻さない。 そこに棲息する昆虫を根こそぎ撮り尽くしてしまう。 スズメバチを追い払う為に煙幕花火を使うなど悪辣な手口が目立つ。 どうやら、夜間にやってきて悪行に及ぶらしい。 付近に住んでいるホームレスが、そのような採集者と揉め事を起こさなければ良いが、かなり心配である。 場合に拠っては、あのヒラタポイントのヒラタも、ワシが一時避難的に家に連れてきて、秋まで匿っておくか。 秋になったら、今シーズンに捕獲した他のヒラタと一緒に元の場所に戻そう。 それと、発生場所の特定もしなければいけないな。